床の間のはなし

物語・ものの建築史

床の間のはなし

山田幸一/監修、前 久夫/著

1,300円(+税10%)

ISBN:9784306092976

体裁:四六・128頁

刊行:1988年5月

日本住宅における独特なシンボルとしての「床の間」は、その発生、起源が意外に知られていない。本書では、様々な説をもとにそのルーツと変遷を探る。さらに、「太閤秀吉は床の間に座った」などのエピソードも挿入。

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  • 序章—「床の間」についての定説は、まだない/床の間について語ることは、日本住宅の歴史を語ることになる
  • 1.トコノマ以前—床はトコかユカか/トコには、さまざまな意味がある/他
  • 2.トコノマのルーツ—日本住宅の原型は寝殿造/寝殿造のインテリア/他
  • 3.違棚・書院・帳台構の意匠と変遷-棚はもともと移動式であった/他
  • 余章.トコノマとトコ飾り—室礼の伝統/『御飾記』は座敷飾りの古典/他