サインとは何か、第一線のデザイナーたちがつづるノウハウと実例集。商業施設、公共空間、都市景観、それらのシステムと色彩、そして防災にいたる多様な空間情報を紹介。日本サインデザイン協会創立50周年記念出版。

伝えるデザイン
サインデザインをひもとく15章
2,600円(+税10%)
ISBN:9784306085473
体裁:A4・208頁
刊行:2016年2月
- 1.サインとは
- 総合的な情報デザインとしてのサイン|武山良三
- 記号論からサインを考える|横田保生
- 自然界のサイン──生命の営みとしてのサイン|山田晃三
- 2.社会とつながるサインデザイン
- 幸福のデザイン|定村俊満
- 都市景観とサインの展望|佐藤優
- 都市サイン──観光から防災まで町のなかで人の行動を助ける情報|宮沢功
- 東日本大震災復興支援「ハートプロジェクト」への取り組み|遠藤弘
- ピクトグラムと標準化|児山啓一
- 3.サインデザインの実践
- サインシステム—都市施設の意味伝達メディアの要件|赤瀬達三
- 商業施設のサイン計画|井原理安
- サインのグラフィックデザイン──文字、色彩、記号等をサインデザインで用いる場合の心得|廣村正彰
- 空間イメージを構築するサイン──素材にまつわる建築とサインの美しい関係|竹内誠
- サインと色彩|宮崎桂
- 空間を創出するコラボレーション|渡辺太郎
- 参加型プロジェクトによるサインデザインへの展開|島津勝弘
- 4.サインデザイン年表 1965-2015
- 屋外広告50年の概観──ネオン広告塔が構築してきた日本の都市景観|大橋武