20世紀最後の10年を飾ったAny会議。建築と哲学をめぐる国際舞台で中心的役割を果たした建築家と批評家による記念碑的共同執筆論文を集成。現在の建築状況を解読する磯崎新による論考を新たに収録。和英併記。

ビルディングの終わり、アーキテクチュアの始まり
3,000円(+税10%)
ISBN:9784306045316
体裁:A5・236頁
刊行:2010年1月
- 2009—“建築”/建築(物)/アーキテクチュアまたは、あらためて「造物主義」
- 1991—デミウルゴスとしてのAnyoneの断片的肖像
- 1992—Anywhere—空間の諸問題
- 1993—ともあれやはり大文字の“建築”を
- 1994—Anyplaceの構築
- 1995—海市島
- 1996—デミウルゴモルフィスムの輪隔
- 1997—モル的メタボリズムから分子的メタボリズムへ
- 1998—始源のもどき、終焉のもどき
- 1999—AnExtra—Context
- 2000—物の小系譜学
- 2000—われもまたアルカディアに近代建築の天人五衰