設計、批評、研究、教育の現場で多大な足跡を残してきた建築家・富永讓。最終講義、主要論考、90年代以降の代表作に、槇文彦や伊東豊雄、妹島和世ら友人との対話をおさめた本書は、45年にわたる活動の集大成である。
富永讓・建築の構成から風景の生成へ
3,400円(+税10%)
ISBN:9784306046245
体裁:菊・256頁
刊行:2015年10月
- I章 最終講義:モダニズムをめぐって——私の遍歴時代
- II章 建築論……「『構え』論その1」「物の味方」「都市の事実」「建築——時間に関する覚え書き」「〈面〉と〈空ショット〉」
- III章 作品——風景の生成へ1991-2015……〈八幡厚生病院新本館棟(2014)〉〈横須賀市救急医療センター・横須賀市医師会館(2014)〉〈成増高等看護学校(2006)〉〈エンゼル病院(2002)〉〈茨城県営長町アパート(1999)〉〈熊本市営新地団地(1993)〉〈ひらたタウンセンター(2002)〉
- IV章 友人との対話……陣内秀信/妹島和世/佐々木睦朗/坂本一成/渡辺真理/隈研吾/伊東豊雄/槇文彦(掲載順)
- 付録1 富永讓略年譜
- 付録2 富永讓著作総覧