日本人の心のあり方を、ロマンチックな内容で歴史を語る教養書。そこにはエッセイスト賞受賞の著者が紐解く真実がある。貴族から庶民の暮らし、心のささえとなる寺院や神社への想い、興味はさらに建築空間へと誘う。

日本人の心と建築の歴史
2,000円(+税10%)
ISBN:9784306044616
体裁:四六・288頁
刊行:2006年1月
- 1 日本の屋根はなぜおおきいか?
- 2 日本の柱はなぜふといか?
- 3 日本の床はなぜたかいか?
- 4 「心の御柱」がなぜあるか?
- 5 墓はなぜ巨大か?
- 6 神社はなぜたてかえられるか?
- 7 五重塔はなぜたおれないか?
- 8 都市になぜ城壁がないか?
- 9 門前になぜ市か?
- 10 山になぜ寺か?
- 11 寺になぜ本堂か?
- 12 正殿がなぜ寝殿か?
- 13 寺の軒はなぜふかいか?
- 14 庭になぜ砂か?
- 15 城になぜ土か?
- 16 ヤシロになぜ森か?
- 17 天守閣はなぜ人気があるか?
- 18 館になぜ障子か?
- 19 数寄屋