「作品を自己分析する時、誰から何を学んできたかを自問せざるを得ないことがある。すべての発見にはその由来があるのである」。ヘルツベルハーが自らの作品の背景やアイデアを750点もの図版を通して語る。
*本書は1995年に小社より刊行した同名書籍の新装版です。

都市と建築のパブリックスペース
ヘルツベルハーの建築講議録
4,900円(+税10%)
ISBN:9784306045545
体裁:B5・272頁
刊行:2011年6月
- まえがき
- 第1部 公共の領域
- 1.パブリックとプライベート
- 2.領域の要求
- 3.領域の差異化
- 4.領域のゾーニング
- 5.利用者から住まい手へ
- 6.中間的領域
- 7.公共の空間における私的な要求
- 8.公共事業のコンセプト
- 9.街路
- 10.公共の領域
- 11.屋内化された公共の空間
- 12.史的空間への一般の人の近づきやすさ
- 第2部 空間をつくること、つくり込みすぎないで残しておくこと
- 1.ストラクチュアと解釈
- 2.形態と解釈
- 3.生成の基軸としてのストラクチュア:縦糸と横糸
- 4.グリダイアン
- 5.ビルディング・オーダー
- 6.機能性、柔軟性、多義性
- 7.形態と利用者:形態としての空間
- 8.空間をつくること、つくり込みすぎないで残しておくこと
- 9.気をそそるもの
- 10.形態、それは楽器のようなもの
- 第3部 心を誘う形態
- 1.ふとした佇みの場
- 2.場とアーティキュレーション
- 3.視界Ⅰ
- 4.視界Ⅱ
- 5.視界Ⅲ
- 6.両義性
- 著者略歴
- 作品
- 参考文献
- 訳者あとがき