*品切・再販未定です。
今では神話となっているミースの人生における、デザイナーとしての成長、現代芸術に与えた衝撃といった疑問を、気鋭の美術史家にして評論家である著者が膨大な資料から明らかにする。
「ミース・ファン・デル・ローエが20世紀を代表する建築家の一人であることは明らかであるが、
その生涯はなぞと伝説に包まれていて、よくわからないところが多かった。
シュルツの評伝は、これらの謎を初めて解明したものとして世界的な反響を呼んだ。
この名著が、今回、澤村明君のすぐれた訳文によって、われわれも身近なものとなったことは
大へん喜ばしい。現代建築に関心をもつすべての人に推薦したい。」
(東京都立大学名誉教授 桐敷真次郎)

評伝 ミース・ファン・デル・ローエ(*SOLD OUT)
4,500円(+税10%)
ISBN:9784306044708
体裁:菊・416頁
刊行:2006年4月
- 1 アーヘン:ドイツ帝国の青春、1886-1905
- 2 ベルリン:新世紀の課題、1905-1918
- 3 ヨーロッパ、廃墟からの出発:モダニストの挑戦と反発、1919-0925
- 4 好景気のワイマール、1925-1929
- 5 大恐慌、全体主義、そして芸術の危機、1929-1936
- 6 出発と脱出、1936-1938
- 7 復活:ユートピアなきモダニズム、1938-1949
- 8 アメリカ:鉄とガラスの勝利、1949-1958
- 9 退場の唄、1958-1969