建築家・磯崎新の「近代建築との絶縁宣言」としてさまざまな手法の駆使によるメディアの生成を論じた「手法論」、情報装置構想からカタログ文明論までを含む「模型論」のほか、「反建築ノート」等1970年代の軌跡の集大成。

手法が
カウンター・アーキテクチュア
3,800円(+税10%)
ISBN:9784306093508
体裁:A5・336頁
刊行:1997年4月
- 新版へのまえがき
- 手法論
- なぜ手法なのか/手法について/政治的言語とマニエラ/デザインの刻印/手法論から修辞論へ、そして
- 模型論
- 模型的思考/ソフト・アーキテクチュア
- 住居論
- 『陰翳禮讃』再読/わがスーパースターたちのいえ/日本の建築教育の惨状を想う/ヴィッラの系譜
- 反建築的ノート
- Ⅰ福岡相互銀行長住支店 福岡相互銀行六本松支店 大分県医師会館新館
- Ⅱ福岡相互銀行本店
- Ⅲヴェスヴィオ大作戦 群馬県立近代美術館計画 マリリン・オン・ザ・ライン
- Ⅳ富士見カントリー・クラブハウス
- Ⅴ北九州市立図書館計画
- Ⅵ北九州市立美術館
- Ⅶ富士見カントリー・クラウハウス 秀巧社ビル計画
- Ⅷ北九州市立中央図書館
- Ⅸ神岡町役場計画
- Ⅹ西日本総合展示場
- Ⅺつくばセンタービル
- Ⅻ引用と暗喩の建築