*品切・再販未定です。
今この世界が、イメージだけが浮遊する決定不能の場となり、私たちのすべてのデザイン行為が、イメージをもてあそぶゲームの様相を呈しているという状況認識をもつ著者の建築を中心とする、ポストモダンへの眼差し。
イメージゲーム (*SOLD OUT)
異文化との遭遇
3,400円(+税10%)
ISBN:9784306093171
体裁:A5・306頁
刊行:1990年11月
- 第一部 ポストモダンの風景
- 洪水の記憶
- シュプレマティスト・トポグラフィ——Z・ハディドの建築
- コンストラクティヴィスト・ランドスケープ——B・チュミのフォリイ
- キュービスト・フォトグラフィ——D・ホックニイのフォトコラージュ
- マルティ・メディア・パフォーミング・スペース——「パラディアム」
- インテリア・ランドスケープ——A・ブランジのデザイン
- ビデオ・インスタレーション——N・ジュン・パイクのタイム・コラージュ
- 文字どおりのデコンストラクション——F・ゲリーの建築
- 解体した自我の奥底に——F・クレメンテの自画像
- デモダニザシオン——P・スタルクの家具
- いま起こりつつあること
- 第二部 語りつがれる夢
- 最後の夢は——カルロ・スカルパへ
- ジオ・ポンティと「いま」
- バッキー・フラーの死を悼む
- 「建築」はこの一冊だけでいい
- 考古学的思考——A・ナタリーニの建築
- 一貫したスタイルをもつドローイング——マイケル・グレイヴス
- フォリイ草庵
- 「本歌取り」システム
- 九ツ間取りの住宅
- ハンス・ホライン問題
- エットレへ
- レンゾのARCH=TECTURE
- 第三部 イメージゲーム
- 実況放送したら面白いよ
- 巨匠たちの神話が、いま
- 日本の何が売れるか
- マン・トランス・フォームズ展
- ちょっとばかりジャパネスク
- パリの中の日本論断章
- なぜ日本勢は振わなかったのか
- 一九八三年晩夏
- 一九八五年初夏
- 一九九〇年初春
- あとがき
- 初出一覧