法隆寺建築の設計技術

法隆寺建築の設計技術

溝口明則/著

4,200円(+税10%)

ISBN:9784306045767

体裁:A5・296頁

刊行:2012年7月

枝割制や木割書を手掛かりに古代~中世の計画理念と設計技法のパースペクティブを構築。伊東忠太、関野貞以来百年にわたる法隆寺設計尺度の議論、ひいては日本建築の設計技術の懸案に決着をつけた(推薦、中川武)。
〈2014年日本建築学会賞(論文)受賞〉

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  • 第1部 遺構の寸法分析の研究史
  •  比例と柱間構成法をめぐる研究史/比例と伽藍計画法をめぐる研究史/柱間完数制と法隆寺建築の寸法計画をめぐる研究史/柱間完数制の概念をめぐる研究史/規模計画と設計技術
  • 第2部 分析のための諸前提
  •  中世前期の枝割制垂木割と柱間寸法/古代の柱間完数制と垂木割計画/山田寺金堂と総間完数制
  • 第3部 法隆寺建築の設計技術
  •  金堂/五重塔/中門と回廊