「リスク共生学」の構築を目指した横浜国立大学先端科学高等研究院シンポジウムの講演内容に基づき、地盤工学の各分野におけるさまざまなリスクを取りあげて、その課題とリスク管理の考え方について解説している。

地盤工学におけるリスク共生
2,200円(+税10%)
ISBN:9784306024793
体裁:四六・240頁
刊行:2016年6月
- §1 地盤工学におけるモニタリングの重要性
- §2 造成宅地地盤の地震災害リスク
- §3 地盤環境リスクと発生土問題への対応
- §4 鉄道土構造物の地震時挙動と液状化リスク
- §5 河川堤防の整備におけるリスク
- §6 交通地盤工学におけるリスク低減
- §7 次の次の大地震に備えて
- §8 福島第一原発の汚染水対策におけるリスク評価および低減対策
- §9 土構造物の耐震設計の意義・方法・経緯
- §10 地盤工学におけるリスク共生のためのPRの役割
- §11 自然災害安全性指標(GNS)の開発の試み