都市空間へのこどもの感性はどのようにみがかれるのか。「歩くこと」は都市空間において触覚を喚起し、そこに愛着が生まれ、共感を促す。日常生活でのこども環境を研究した著者とこどもたちとの記録。
〈こども環境学会・著作賞受賞〉
〈感性工学会出版賞受賞〉

歩くこどもの感性空間
みんなのまちのみがきかた
3,600円(+税10%)
ISBN:9784306046191
体裁:A5・324頁
刊行:2015年2月
- 第1章 はじめに
- 第2章 こどもたちの現在—地図に描かれるいま
- 1 3つのフィールド——家・通学路・学校
- 2 描かれた家-住まいのフィールド
- 3 描かれた通学路—遊びのフィールド
- 4 描かれた学校——学びのフィールド
- 5 断片化するフィールド
- 6 フィールドの時空——児童をもつ保護者の眼
- 第3章 感性のフィールドワーク-ときを感じる
- 1 「フィールドワーク」とは
- 2 歩くこと—その身体性
- 3 出会うこと——「とき」を感じる歴史的感性
- 第4章 感性のワークショップ——みんなを感じる
- 1 「ワークショップ」とは
- 2 アイコンという道具
- 3 評価してみる——いま・ここの身体
- 4 提案してみる——「みんな」を感じる公共的感性
- 第5章 おわりに——ふたたびフィールドへ