「都市をたたむ」理論の先へ。
私たちを支える都市をどのようにつくることができるのか。都市計画に何ができるのだろうか。まちの臨床で考え抜かれた、都市を読み解き、言葉をつくり、計画を組み立てる方法を伝授する。

都市の問診
2,000円(+税10%)
ISBN:9784306073593
体裁:四六・256頁
刊行:2022年4月
- はじめに
- 序章 都市計画の仕事
- 都市の問診/急ぎ仕事と気長仕事
- 第1章 都市の読み解き
- 流体的近代と住まい/都市の恒久性と仮設性/都市縮小のレイヤーモデル
- 第2章 フィールドワークと言葉
- 都市計画の普遍語/フィールドワークとプランニング/フィールドワークの展望/言葉の組み立て方
- 第3章 災害と復興の臨床
- 波を読む技術/近代復興から非営利復興へ/創造的復興のジャッジ
- 第4章 都市計画の役割
- 縮小都市のデザイン原理/プランニングのエコロジー/市民が描く都市像/都市計画の立て方
- 第5章 都市開発の役割
- 拠点のつくり方/住宅地に混ぜ込まれたインフラストラクチャー/暮らしや仕事のスーパーストラクチャー/賢い都市計画
- 第6章 未来の都市計画
- ふたつの交換と都市計画/中動態の設計/都市社会のつむぎ方
- あとがき