河川・運河を活用した都市再生という視点から、世界の事例を眺めつつ、都市の水辺と舟運のあり方を提言するもので、学生への教材、都市計画関係者、舟運関係者のバイブルとして、これまでの知見を集大成した決定版。

舟運都市
水辺からの都市再生
3,000円(+税10%)
ISBN:9784306072626
体裁:菊・270頁
刊行:2008年2月
- 第Ⅰ編 舟運都市の現状
- 第1章 世界の河川舟運と運河の風景
- ヨーロッパの運河と河川—心和む船旅・舟遊び—/アメリカ大陸の舟運/アジアの河川
- 第2章 河川、運河舟運の再評価と新たな展開
- ゆっくりの大切さ/環境に配慮した輸送手段としての評価/輸送手段別の環境負荷の比較
- 第3章 都市再生における河川、運河舟運の新たな展開
- 河川、運河が生きている都市:ヨーロッパ、アメリカ/河川舟運と運河が支えるアジアの都市/
- 防災面からの新しい展開/都市再生からの新しい展開
- 第4章 これからの展望
- 水、川からの展望/都市からの展望
- 第Ⅱ編 舟運都市の歴史的視点
- 第5章 世界の河川舟運と運河の構築
- 文明と文化を運んだ水の道
- 第6章 日本の河川舟運-歴史的変遷に学ぶ—
- 日本の河川、運河舟運の隆盛と衰退/河川舟運の奇跡/房総水の回廊構想/
- 地域からの舟運の再興/文学にみる河川、運河舟運/国際舟運シンポジウムからの考察