会社概要

鹿島出版会は、1963年(昭和38)3月、「出版事業を通じて文化の向上に寄与したい」という創立者・鹿島守之助の基本理念のもとに設立。以来今日までに総出版点数三千点を数え、建築・都市・土木・デザイン分野の専門出版社として歩んでまいりました。
1965年に刊行した『SD選書』シリーズは、ル・コルビュジエ著『建築をめざして』(SD選書21)をはじめとする海外名著の邦訳や、槇文彦ほか著『見えがくれする都市』(SD選書162)など、国内外から時代を超えて読み継がれる数多くの名著を収め、専門家のみならず一般読者にも広く愛読されており、シリーズは270点を越えています。
単行本では、C・アレグザンダーほか著『パタン・ランゲージ』、磯崎新著『建築の解体』など、建築家の思想や作品、都市・まちづくり、環境、建築・土木分野の材料や構造、施工などの技術書に至るまで充実を図り、初学者から専門家まで幅広い読者にご愛読いただいております。
創立直後に創刊し、日本の代表的建築デザイン雑誌として内外から高い評価をいただいてきた雑誌『SD』(現在は年刊)の企画として、1982年から開始した建築コンクール「SDレビュー」。「建築・環境・インテリアのドローイングと模型の入選展」として、40年以上にわたり継続して開催し、近年の建築界の動向や社会状況をも映し出す若手建築家の登竜門の地位を築いています。
1990年には、こうした一連の出版活動が評価され、日本建築学会文化賞を受賞。「建築文化のより高次元への発展を目指さなければならない今日、鹿島出版会はその先導的役割を果たしてきた」との評を受けました。
建築文化の発展の一翼を担うべく、これからも時代を超えて読まれる本づくりを目指し、広く社会に貢献してまいります。

    会社概要

  • 株式会社 鹿島出版会
    Kajima Institute Publishing Co., Ltd. 

  • 所在地

    〒104-0061 東京都中央区銀座6-17-1 銀座6丁目-SQUARE 7階 [アクセス]
    お問い合わせ:info@kajima-publishing.co.jp

  • 設立年月日

    1963年3月20日 

  • 資本金

    2億円(授権資本4億円)

  • 代表役員

    代表取締役社長 新妻 充 

  • 営業種目

    図書その他刊行物の編集、出版ならびに販売 

  • 従業員数

    20名

  • 取引銀行

    りそな銀行新橋支店、三菱UFJ銀行新橋支店 

  • 郵便振替

    00160-2-180883

  • 取次店

    ㈱トーハン、日本出版販売㈱、楽天ブックスネットワーク㈱、㈱中央社、㈱日教販、㈱西村書店、㈱鍬谷書店、全官報

  • 常備店

    全国約400店 

  • 出版種類

    書籍=建築、土木、都市、芸術、デザイン関連書など
    受託出版=創作、記念出版、論文、社史、工事誌など

  • 加盟団体

    (社)日本書籍出版協会、(社)自然科学書協会、(社)日本建築学会、(社)土木学会、(財)日本出版クラブ、土木・建築書協会

    受賞歴:

  • 2023年

    日本建築学会著作賞 『復興・陸前高田:ゼロからのまちづくり』・『内田祥哉は語る』
    土木学会出版文化賞 『復興・陸前高田:ゼロからのまちづくり』

  • 2022年

    日本建築学会著作賞 『ジードルンクー住宅団地と近代建築家』
    第43回国際交通安全学会賞(著作部門) 『鉄道と郊外 : 駅と沿線からの郊外再生』 
    第12回日本都市社会学会賞(磯村記念賞) 『格差社会と都市空間』

  • 2021年

    日本建築学会著作賞
    『津波のあいだ、生きられた村』『「地区の家」と「屋根のある広場」』

  • 2020年

    日本建築学会著作賞 『戦後東京と闇市』・『「三陸津波」と集落再編』

  • 2017年

    愛媛出版文化賞 『日土小学校の保存と再生』
    土木学会出版文化賞 『地震との戦い』

  • 2016年

    こども環境学会論文・著作賞 『歩くこどもの感性空間』
    日本建築学会著作賞 『建築家・松村正恒ともうひとつのモダニズム』
    日本建築学会賞(論文) 『京都と近代』

  • 2015年

    感性工学会出版賞 『歩くこどもの感性空間』

  • 2014年

    日本建築学会賞(論文) 『法隆寺建築の設計技術』

  • 2011年

    不動産協会賞 『美観都市パリ』

  • 2008年

    交通図書賞 『中部国際空港のユニバーサルデザイン』

  • 1998年

    日本翻訳出版文化賞 『白い机』

  • 1996年

    土木学会出版文化賞 『土木と文明』

  • 1995年

    土木学会出版文化賞 『地盤の支持力』

  • 1994年

    土木学会出版文化賞 『移ろいの風景論』

  • 1993年

    土木学会出版文化賞 『被害から学ぶ地震工学-現象を素直に見つめて』
    日刊工業新聞技術・科学図書文化賞〔文化賞〕 『被害から学ぶ地震工学-現象を素直に見つめて』

  • 1991年

    国際交通安全学会賞 『都市圏発展の構図』

  • 1990年

    日本建築学会文化賞 株式会社鹿島出版会

  • 1989年

    土木学会著作賞 『水辺空間の魅力と創造』

  • 1988年

    土木学会著作賞 『マリーナの計画」

  • 1987年

    土木学会著作賞 『地震と土木構造物』
    日刊工業新聞技術・科学図書文化賞〔優秀賞〕

  • 1986年

    国際出版文化賞『日本仏教建築の屋根 The Roof in Japanese Buddhist Architecture』
    土木学会著作賞 『港湾構造物の耐波設計』・『物語日本の土木史』

  • 1983年

    国際交通安全学会賞 『まちづくりと歩行空間』

  • 1977年

    講談社出版文化賞 ブックデザイン賞 『倉俣史朗の仕事』

  • 1971年

    毎日出版文化賞特別賞 『社会科学大事典(全20巻)』
    造本装幀コンクール〔優秀賞〕 『南蛮屏風』
    ADC賞(エディトリアル・デザイン部門) 『都市住宅』

  • 1970年

    造本装幀コンクール〔銅賞〕 『都市交通講座』・『建築家吉田鉄郎の手紙』

  • 1969年

    造本装幀コンクール〔銀賞〕 『永富家』
    造本装幀コンクール〔銅賞〕 『SD選書39 都市と娯楽』
    中央児童福祉審議会特別推薦 『世紀の海底トンネル』
    全国学校図書館協議会優良図書 『少年の科学全8巻』

  • 1968年

    造本装幀コンクール〔銀賞〕 『社会科学大事典(全20巻)』

  • 1966年

    ADC賞(エディトリアル・デザイン部門) 『SD』